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高校生のキャッシュレスを考える

最近はキャッシュレスが広く普及してきており、国による調査では2022年のキャッシュレスによる決済比率は36%となっている。

5年前の時点では決済比率が大体27%ぐらいなので、順調にキャッシュレス決済は広がっていると言えるだろう。

僕個人としても、キャッシュレスはもっと広がってもいいと思っており、その為に「次世代を担う学生達にキャッシュレスに対しての抵抗をなくしてもらえばいいのでは?」と考えた。

というわけで今回は、高校生に最適のキャッシュレス決済を考えていこうと思う。

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選択肢は4つ

高校生は基本的にお金を借りる決済方法(後払い決済)は使うことができない。なので、必然的に使えるのは即時決済型か事前チャージ型のものになる。

それを踏まえて高校生が使えるキャッシュレス決済は以下の4つ。「もう知ってるよ」という人はここの欄は読み飛ばしてほしい。

デビットカード

デビットカードは、カードを使った瞬間に登録されている口座から使った金額分引かれるカード。

VISAやMasterCardといった国際ブランドが付いているカードはほぼクレジットカードと同じように使うことができる。実店舗で使う際は「クレジットで」、支払い回数を聞かれたら「一括で」と言おう。

また、種類によってはポイント還元やカードを無くした時などに補償してくれる保険も付帯しているのも特徴。

しかし、欠点として不正利用にやや弱い点が挙げられる。設定で一度の決済上限額を制限するなど対策をすることはできるがそれでも不安だと思うなら別の決済手段にした方がいい。

プリペイドカード

プリペイドカードは、あらかじめチャージした金額で支払いを行うカード。

事前にチャージした金額だけしか使えないので管理がしやすく、国際ブランド付きであれば普段使いでも問題なく使う事ができる。

最大の利点は作りやすさ。デビットカードは作るのに色々手続きが必要なのに対して、プリペイドカードは大抵の場合すぐに作ることが可能だ。

また、デビットカードと比べて不正利用の対策がしやすいという点もメリット。あらかじめチャージした金額しか使えないので、使い込まれて口座のお金がなくなったみたいなことはない。

その代わり、還元率が低くかったりそもそもついてない事が多い。しかし、すぐにキャッシュレス決済がしたい、安全を重視したいのであればプリペイドカードがオススメ。

電子マネー

おそらく、高校生にとっては最も身近なキャッシュレス決済。通学の際に電車やバスを使う人ならSuicaPASMOなどの交通系電子マネーを使っているだろうし、そうじゃない人でもWAONnanacoは聞いた事があると思う。

電子マネーの使い方はプリペイドカードと同じように、事前にチャージした金額だけを使う事ができる。

また、他の決済手段と組み合わせしやすいことも特徴。例えば、デビットカードから電子マネーにチャージして支払うことで、還元の二重取りをするといったことも可能だ。

欠点としてはデビットカードプリペイドカードと比べて使える機会が少ない点が挙げられる。特にネットでの買い物で使えなくて困る場面が出てくるだろう。

しかし、チェーン店などの有名どころであれば多くの場合使う事ができるので、実店舗での利用であれば住む場所によっては特に問題にならないだろう。

個人的には、高校生が最も始めやすいキャッシュレス決済だと思う。

コード決済

これも多くの人は知っていると思う。PayPayや楽天ペイなどはよくCMを流しているので、目にした事がある人は多いだろう。

こちらも事前にチャージした金額を使って決済する方法となっており、その他の決済手段との違いとしては支払い時にコードを読み取ってもらう、読み取ることで決済をすること。

欠点は電子マネーと同じようにデビットカードプリペイドカードと比べて使える機会が少ない事。しかし、PayPayなどの有名どころであれば、多くの実店舗で使えるのでそこまで気にならないかもしれない。むしろ、個人店であればPayPayの方が使えたりする。

スマホで完結する事ができるので、このコード決済も高校生には始めやすいキャッシュレス決済だろう。

どの決済を使えばいいの?

汎用性が高いのはデビットカードプリペイドカード

多くの場面で使えるのはVISAやMasterCardといった国際ブランドがついているデビットカードプリペイドカード。これらは基本的にクレジットカードが使えるなら同じように使う事ができる。(一部の場面では使う事ができないので注意)

特にネットでは、電子マネーやコード決済は使えないけどクレジットカードは使う事ができるという場合が多いので、ネットで買い物をよくするのならどちらかは持っておきたい。

デビットカードプリペイドカード、どっちを選べばいいかに関しては還元率などの性能を求めるのならデビットカード、キャッシュレスに慣れてなかったりで安全性を重視したいのならプリペイドカードを選ぶといい。

実店舗だけなら電子マネーかコード決済で十分

じゃあ電子マネーやコード決済は使い物にならないのかと言われるとそうではなく、実店舗での買い物であれば電子マネーやコード決済で十分対処可能だ。

SuicaやPayPayなどの有名どころであれば、困る事なく使う事ができるだろう。

なので、ネットであまり買い物をしないというのであればわざわざデビットカードなどを用意しなくても、電子マネーやコード決済で十分だったりする。

まずは手軽に始められるものを


実店舗での買い物ならどの決済手段を使っても大抵は対処する事ができる。

だから、初めてキャッシュレスを使うのならまずは始めやすさを重視して選んでみてほしい。還元率とかポイントとかは後から考えても遅くない。

キャッシュレスに慣れてきて「今使っているやつだけだと不便」「ポイントとかにもこだわりたいな」と思い始めたなら、複数の決済手段を併用してみよう。

そうすれば、一つの決済手段だけを使うよりも多くの場面に対応する事ができるし、前述した決済手段を組み合わせることによるポイントの二重取りでお得に使うことができる。

プラアル流キャッシュレスの使い方

使える決済はわかったけど、実際には何を使えばいいのかわからないという人向けにここでは僕なりの使い方を紹介しようと思う。

あくまで僕個人のおすすめだから、万人に最適解となる使い方でないのはご了承願いたい。

デビットカードモバイルSuicaにチャージ

基本的にはデビットカードモバイルSuicaにチャージして支払いをする。

ポイントのダブル取りができるからお得だし、Suicaは多くの店で使う事ができるので利便性も高い。

還元率、利便性、これらを考えればかなりオススメの使い方だ。

ネットではプリペイドかデビット

ネットでは電子マネーやコード決済を使える場面が少ないので、国際ブランド付きのデビットカードプリペイドカードを用意しておく。

個人的なオススメはデビットカードだが、先ほども書いた通り不正利用に弱いという弱点がある。心配な人やよくわからない海外のサイトで買い物をしたいという人はプリペイドカードを使った方が安心だろう。

コード決済は他の決済と併用する

コード決済は上記の支払いが使えない時に使う。

住んでる地域によってはSuicaよりもPayPayなどの方が使える店が多いということもあると思うので、そこら辺は自分の環境に合わせて対応してほしい。

最優先はSuica、次点でデビットカード、使えないならPayPay、それでもダメなら現金で、といった感じで自分なりの決済手段の優先順位を決めておこう。

どのカード/アプリを使えばいいのか

「キャッシュレスの使い方はわかった。でもどのカードを使えばいいの?」そんな人向けに、ここでは個人的にオススメするデビットカードを紹介。

住信SBIネット銀行 デビットカード〈MasterCard〉

出典(https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/debitcard/

このカードはデビットカードの中でも高めの0.8%還元を誇っており、プリペイドカードや電子マネーへのチャージでも還元を受ける事ができる。さっきオススメしたモバイルSuicaとの組み合わせを使えば、1.3%以上の還元率を達成可能。

さらにはApple PayやGoogle Payにも対応、限度額を設定可能で不正利用時の保証も付いていたりと機能性と安全性も優れている。

また、発行元の住信SBIネット銀行はATMでの手数料や他の銀行への振り込みが複数回無料、スマホアプリだけで現金の引き落としができたりと利便性が高い銀行となっている。カードの性能、銀行口座の使いやすさ両方を兼ね備えており、個人的にはデビットカードの中でイチオシ。

Olive

出典(https://www.smbc.co.jp/kojin/olive/index.html

友達とよく外食に行ったりする人は三井住友銀行のOliveがオススメ。

Oliveはマクドナルドやサイゼリアなどの対象のコンビニや飲食店で還元率がアップし、比較的簡単な条件で最大2.5%還元を受け取る事ができる。(アプリのログイン&選べる特典)還元率アップの店は高校生でも行きやすい店が多く、このカードが活躍する機会は多いだろう。

また、OliveはATMの手数料が無料になる特典もついているので、お金をよくおろすという人にもオススメできる。

しかし、Oliveは一部の電子マネーへのチャージではポイントをもらうことができないデメリットがある。モバイルSuicaへのチャージはApple Payだと還元の対象外となるので注意。

地方銀行デビットカード

安全性を重視したいのなら地元の銀行のデビットカードがオススメ。

地方銀行デビットカードは大抵の場合クレジットカードと同じ安全対策が使われており安全性が優れている。不正利用などのトラブルが怖いという人は、地方銀行デビットカードを使えば安心して使う事ができる。

また、お金をよく引き落とす人も近所にある銀行を使った方が利便性が高くなるので地方銀行を選んでもいいだろう。

キャッシュレスに慣れておく

以上。デビットカードモバイルSuicaにチャージして使うのが、個人的には最適解だと思う。この方法であれば、大抵の人は不便なくキャッシュレス生活を送ることができるだろう。

高校を卒業すれば、後払いサービスやクレジットカードなども使うことができるようになり、さらに便利にキャッシュレス生活を送ることができる。

今はその時のための布石。将来、何もわからなくて困るみたいなことにならないように、今のうちにキャッシュレスに慣れておこう。