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高校生のキャッシュレスを考える

最近はキャッシュレスが広く普及してきており、国による調査では2022年のキャッシュレスによる決済比率は36%となっている。

5年前の時点では決済比率が大体27%ぐらいなので、順調にキャッシュレス決済は広がっていると言えるだろう。

僕個人としても、キャッシュレスはもっと広がってもいいと思っており、その為に「次世代を担う学生達にキャッシュレスに対しての抵抗をなくしてもらえばいいのでは?」と考えた。

というわけで今回は、高校生に最適のキャッシュレス決済を考えていこうと思う。

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選択肢は4つ

高校生は基本的にお金を借りる決済方法(後払い決済)は使うことができない。なので、必然的に使えるのは即時決済型か事前チャージ型のものになる。

それを踏まえて高校生が使えるキャッシュレス決済は以下の4つ。「もう知ってるよ」という人はここの欄は読み飛ばしてほしい。

デビットカード

デビットカードは、カードを使った瞬間に登録されている口座から使った金額分引かれるカード。

VISAやMasterCardといった国際ブランドが付いているカードはほぼクレジットカードと同じように使うことができる。実店舗で使う際は「クレジットで」、支払い回数を聞かれたら「一括で」と言おう。

また、種類によってはポイント還元やカードを無くした時などに補償してくれる保険も付帯しているのも特徴。

しかし、欠点として不正利用にやや弱い点が挙げられる。設定で一度の決済上限額を制限するなど対策をすることはできるがそれでも不安だと思うなら別の決済手段にした方がいい。

プリペイドカード

プリペイドカードは、あらかじめチャージした金額で支払いを行うカード。

事前にチャージした金額だけしか使えないので管理がしやすく、国際ブランド付きであれば普段使いでも問題なく使う事ができる。

最大の利点は作りやすさ。デビットカードは作るのに色々手続きが必要なのに対して、プリペイドカードは大抵の場合すぐに作ることが可能だ。

また、デビットカードと比べて不正利用の対策がしやすいという点もメリット。あらかじめチャージした金額しか使えないので、使い込まれて口座のお金がなくなったみたいなことはない。

その代わり、還元率が低くかったりそもそもついてない事が多い。しかし、すぐにキャッシュレス決済がしたい、安全を重視したいのであればプリペイドカードがオススメ。

電子マネー

おそらく、高校生にとっては最も身近なキャッシュレス決済。通学の際に電車やバスを使う人ならSuicaPASMOなどの交通系電子マネーを使っているだろうし、そうじゃない人でもWAONnanacoは聞いた事があると思う。

電子マネーの使い方はプリペイドカードと同じように、事前にチャージした金額だけを使う事ができる。

また、他の決済手段と組み合わせしやすいことも特徴。例えば、デビットカードから電子マネーにチャージして支払うことで、還元の二重取りをするといったことも可能だ。

欠点としてはデビットカードプリペイドカードと比べて使える機会が少ない点が挙げられる。特にネットでの買い物で使えなくて困る場面が出てくるだろう。

しかし、チェーン店などの有名どころであれば多くの場合使う事ができるので、実店舗での利用であれば住む場所によっては特に問題にならないだろう。

個人的には、高校生が最も始めやすいキャッシュレス決済だと思う。

コード決済

これも多くの人は知っていると思う。PayPayや楽天ペイなどはよくCMを流しているので、目にした事がある人は多いだろう。

こちらも事前にチャージした金額を使って決済する方法となっており、その他の決済手段との違いとしては支払い時にコードを読み取ってもらう、読み取ることで決済をすること。

欠点は電子マネーと同じようにデビットカードプリペイドカードと比べて使える機会が少ない事。しかし、PayPayなどの有名どころであれば、多くの実店舗で使えるのでそこまで気にならないかもしれない。むしろ、個人店であればPayPayの方が使えたりする。

スマホで完結する事ができるので、このコード決済も高校生には始めやすいキャッシュレス決済だろう。

どの決済を使えばいいの?

汎用性が高いのはデビットカードプリペイドカード

多くの場面で使えるのはVISAやMasterCardといった国際ブランドがついているデビットカードプリペイドカード。これらは基本的にクレジットカードが使えるなら同じように使う事ができる。(一部の場面では使う事ができないので注意)

特にネットでは、電子マネーやコード決済は使えないけどクレジットカードは使う事ができるという場合が多いので、ネットで買い物をよくするのならどちらかは持っておきたい。

デビットカードプリペイドカード、どっちを選べばいいかに関しては還元率などの性能を求めるのならデビットカード、キャッシュレスに慣れてなかったりで安全性を重視したいのならプリペイドカードを選ぶといい。

実店舗だけなら電子マネーかコード決済で十分

じゃあ電子マネーやコード決済は使い物にならないのかと言われるとそうではなく、実店舗での買い物であれば電子マネーやコード決済で十分対処可能だ。

SuicaやPayPayなどの有名どころであれば、困る事なく使う事ができるだろう。

なので、ネットであまり買い物をしないというのであればわざわざデビットカードなどを用意しなくても、電子マネーやコード決済で十分だったりする。

まずは手軽に始められるものを


実店舗での買い物ならどの決済手段を使っても大抵は対処する事ができる。

だから、初めてキャッシュレスを使うのならまずは始めやすさを重視して選んでみてほしい。還元率とかポイントとかは後から考えても遅くない。

キャッシュレスに慣れてきて「今使っているやつだけだと不便」「ポイントとかにもこだわりたいな」と思い始めたなら、複数の決済手段を併用してみよう。

そうすれば、一つの決済手段だけを使うよりも多くの場面に対応する事ができるし、前述した決済手段を組み合わせることによるポイントの二重取りでお得に使うことができる。

プラアル流キャッシュレスの使い方

使える決済はわかったけど、実際には何を使えばいいのかわからないという人向けにここでは僕なりの使い方を紹介しようと思う。

あくまで僕個人のおすすめだから、万人に最適解となる使い方でないのはご了承願いたい。

デビットカードモバイルSuicaにチャージ

基本的にはデビットカードモバイルSuicaにチャージして支払いをする。

ポイントのダブル取りができるからお得だし、Suicaは多くの店で使う事ができるので利便性も高い。

還元率、利便性、これらを考えればかなりオススメの使い方だ。

ネットではプリペイドかデビット

ネットでは電子マネーやコード決済を使える場面が少ないので、国際ブランド付きのデビットカードプリペイドカードを用意しておく。

個人的なオススメはデビットカードだが、先ほども書いた通り不正利用に弱いという弱点がある。心配な人やよくわからない海外のサイトで買い物をしたいという人はプリペイドカードを使った方が安心だろう。

コード決済は他の決済と併用する

コード決済は上記の支払いが使えない時に使う。

住んでる地域によってはSuicaよりもPayPayなどの方が使える店が多いということもあると思うので、そこら辺は自分の環境に合わせて対応してほしい。

最優先はSuica、次点でデビットカード、使えないならPayPay、それでもダメなら現金で、といった感じで自分なりの決済手段の優先順位を決めておこう。

どのカード/アプリを使えばいいのか

「キャッシュレスの使い方はわかった。でもどのカードを使えばいいの?」そんな人向けに、ここでは個人的にオススメするデビットカードを紹介。

住信SBIネット銀行 デビットカード〈MasterCard〉

出典(https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/debitcard/

このカードはデビットカードの中でも高めの0.8%還元を誇っており、プリペイドカードや電子マネーへのチャージでも還元を受ける事ができる。さっきオススメしたモバイルSuicaとの組み合わせを使えば、1.3%以上の還元率を達成可能。

さらにはApple PayやGoogle Payにも対応、限度額を設定可能で不正利用時の保証も付いていたりと機能性と安全性も優れている。

また、発行元の住信SBIネット銀行はATMでの手数料や他の銀行への振り込みが複数回無料、スマホアプリだけで現金の引き落としができたりと利便性が高い銀行となっている。カードの性能、銀行口座の使いやすさ両方を兼ね備えており、個人的にはデビットカードの中でイチオシ。

Olive

出典(https://www.smbc.co.jp/kojin/olive/index.html

友達とよく外食に行ったりする人は三井住友銀行のOliveがオススメ。

Oliveはマクドナルドやサイゼリアなどの対象のコンビニや飲食店で還元率がアップし、比較的簡単な条件で最大2.5%還元を受け取る事ができる。(アプリのログイン&選べる特典)還元率アップの店は高校生でも行きやすい店が多く、このカードが活躍する機会は多いだろう。

また、OliveはATMの手数料が無料になる特典もついているので、お金をよくおろすという人にもオススメできる。

しかし、Oliveは一部の電子マネーへのチャージではポイントをもらうことができないデメリットがある。モバイルSuicaへのチャージはApple Payだと還元の対象外となるので注意。

地方銀行デビットカード

安全性を重視したいのなら地元の銀行のデビットカードがオススメ。

地方銀行デビットカードは大抵の場合クレジットカードと同じ安全対策が使われており安全性が優れている。不正利用などのトラブルが怖いという人は、地方銀行デビットカードを使えば安心して使う事ができる。

また、お金をよく引き落とす人も近所にある銀行を使った方が利便性が高くなるので地方銀行を選んでもいいだろう。

キャッシュレスに慣れておく

以上。デビットカードモバイルSuicaにチャージして使うのが、個人的には最適解だと思う。この方法であれば、大抵の人は不便なくキャッシュレス生活を送ることができるだろう。

高校を卒業すれば、後払いサービスやクレジットカードなども使うことができるようになり、さらに便利にキャッシュレス生活を送ることができる。

今はその時のための布石。将来、何もわからなくて困るみたいなことにならないように、今のうちにキャッシュレスに慣れておこう。

リボ払いはなぜ怖いと言われるのか

クレジットカードを使っていたり調べたりしていると1度は耳に入ると思う、「リボ払いはやめた方がいい」という言葉。

その認識は広く知れ渡っているようで、Googleで「リボ払い」と調べるとサジェストに「やばい」という単語が出てくる。

ということで今回はなぜリボ払いはやばいのかを解説し、僕なりのリボ払いとの付き合い方を話してみようと思う。多分参考になると思うので、最後まで目を通してみてほしい。

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ざっくりリボの仕組みを解説

色々話していく前に、ここでざっくりとリボ払いの仕組みについて解説していこうと思う。

毎月の支払いを一定にする

リボ払いをすごい簡単に説明すると「利用金額に関わらずに毎月一定額を支払続ける」方法のことを言う。

仮に1月に「3万円のカバン」2月に「5万円の靴」を買ったとして、通常の一回払いであれば買った月の翌月にそれぞれの代金を支払うことになるが、リボ払いを使うと使用した金額関係なく毎月あらかじめ設定した金額と手数料を支払うことになる。

この使用金額に関わらず毎月の支出を一定にできると言うのがリボ払い最大のメリットで、これによって手元にお金がなくて一括で払うのが厳しいと言う場面でも支払いをすることができるんだ。

これはのちにトラップとして襲いかかることになるのだが、それはまた後ほど。

ちなみに、返済する金額は返済の途中で変えることができ、「一括返済」や「繰り越し返済」をすることもできる。なので、リボ払いを使った時はお金がなかったけど、後でまとまったお金が入ったから一気に残りを返済するということも可能だ。

分割払いと違って払う金額は変わらない

同じように支払う金額を分ける仕組みとして分割払いというものがあるが、それとは何が違うのだろう。

図を見てもらったらわかるとおり、最大の違いは毎月の支払い金額が変わるか変わらないか。

分割払いは支払いを複数回に分けて支払う方法なので、支払日が被った場合その分支払い金額は増えることになる。しかし、リボ払いは支払い金額が変わることはなく毎月一定となる。

分割払いは支払い回数を決める払い方、リボ払いは支払い金額を決める払い方と覚えてほしい。

リボ払いの3つの種類

リボ払いには3つの種類がある。

1つ目が「元利定額方式」。これは手数料を含めて支払う金額が常に一定になる方法だ。手数料に関係なく払う金額は変わらないので、見通しは立てやすい。

2つ目が「元金定額方式」。これはあらかじめ決めた金額に加えて、手数料を払う方法となっている。支払う金額は指定した金額より高くなってしまうが、返済が早く終わりやすくなる。

3つ目が「残高スライド方式」。これは支払い残高に応じて、毎月の支払い金額は変わる方法だ。大抵の場合は残高が少なくなると段々と支払う金額が少なくなる。

これら3つの種類があることも、是非覚えてほしい。

リボ払いの何が怖いのか

リボ払いの仕組みについてはなんとなく理解してくれたと思う。ではここから、リボ払いがなぜ怖いと言われているかについて解説していこう。

手数料が高い

リボ払いは手数料がヤバイというのは聞いたことがあると思う。実際にリボ払いの手数料は高い。

手数料に関してはクレカ会社にお金を建て替えてもらっている以上避けられない要素ではあるが、リボ払いは他のサービスと比べて手数料が高くなっているのだ。その手数料の利率は15%〜18%。

ちなみに消費者金融金利はこの記事を書いている時点で平均約15%、カードローンは大体12%〜15%となっている。

要するにリボ払いは、消費者金融から金を借りるのとほぼ同意義だと思ってほしい。

支払いが終わらない

リボ払いは全然支払いが終わらないと言われている。なぜ支払いが全然終わらないのか、それは元金の返済時に生じる手数料が原因なんだ。

仮に返済を月1とした場合、リボ払いの手数料は基本的に以下の式によって求めることができる。

手数料=利用残高×手数料率÷365日×利用日数

*この利用日数というのは、前回の支払日から次の支払日までの日数のことを言う。

この式を見てもらったら分かるとおり、手数料は使用金額が増えれば増えるほどどんどん膨れ上がってしまう。仮に100万円をリボで支払ったとすると、手数料は約12300円となってしまう。

そのため余裕がないからと毎月の返済額を少なくした場合、手数料で元金が全然減らなくてそのままずるずると高額な手数料を払い続けることとなるのだ。

特に「元利定額方式」と「残高スライド方式」はこの特徴がモロに出ており、前者は毎月支払う金額から手数料を引いて返済するので全然元金が減らない、後者は元金が少なくなると支払い金額が少なくなるので支払い期間が長くなってしまう。

金銭感覚が狂いやすい

また、リボ払いは金銭感覚が狂いやすいこともよく言われている。

リボ払いの仕組み上、どれだけの金額を使っても毎月の支払いは変わらない。なので、「こんなに高額な買い物をしても払う金額はこれだけでいいんだ」と言う変な感覚に陥りやすくなってしまっているのだ。

その感覚のまま、支払いは変わらないからとちまちまリボ払いを使い、気づいたらとんでもない金額になっていた...と言うのがよくあるリボ地獄に陥るパターン。

情弱から手数料を貪り尽くす

要するにリボ払いは、金融リテラシーがなくて自分の資産管理もまともにできない人間から高額の手数料を貪り尽くす仕組みになっているんだ。

特に調べもせずにキャンペーンだったり還元に目が奪われてしまったり、自分のキャパを超えたものを買うためにリボを使い、さらに毎月の支払う金額も大したことがないからとさらに買い物を続けてしまったり。そういった人はリボの沼に嵌ってしまう。

実際にリボの仕組みは、元金が少ないうちは低い手数料だったり支払う金額が少ないから危機感が抱きにくくなっていたり、そういった人間が抜け出しにくい気づきにくい仕組みとなっている。

褒めてもいいものかはわからないけど、この仕組みを考えた人はかなり頭のいい人だと思う。

「海外では一般的だよ」というカード会社

カード会社からリボを勧められた際に「海外では一般的ですよ」と言うことを聞くことがあると思うが、これは正しくはある。例としてアメリカはクレカ使用者の多くがリボ払いを使用している。

しかし、海外と日本では事情が異なっている。

日本では、支払いをする際に一括にするか分割にするかなど支払い方法を選ぶことになる。しかし、アメリカはデフォルトの支払い設定がリボ払いと似た仕組みとなっていて、支払い日に余力があるのなら残りも払うというシステムになっているんだ。

デフォルトがリボ払いとなっているのだから、使用率が高くて当然。それに加えて日本と比べて借金をすることに対してのハードルが低いという文化の違いもある。

海外でリボ払いの使用率が高いのは仕組みと文化の違いによるものが大きいため、こういった話はあまり真に受けなくていい。

どのような場面で使うべきか

さて、ここからはそんなリボ払いとどう付き合っていけばいいか、僕の考えを紹介していこうと思う。

基本的に使わない

まず、極力リボ払いを使わないようにしよう。

なぜかについてはもう説明する必要はないと思うが、もしどうしても一括で支払えないと言うのであれば分割払いを利用した方がいい。

2回までであれば分割手数料無料なカードもあるし、手数料がかかる場合もリボよりも安く済むことが多い。そして、返済額が少なすぎて返済が延々に続くと言うこともなくなるからだ。

そもそも、リボ払いでないと買えない商品に関しては経済力が足りていないと諦めるべき。

使うのなら返済金額を大きく

もし様々な理由でどうしてもリボ払いを使わざるおえないのであれば、なるべく一回の返済額を大きくしよう。そうすれば、返済期間が短くなって最終的な手数料も少なくなる。

また、もしボーナスなどで一気に返せそうならば「一括返済」や「繰上げ返済」を利用して一気に返してしまおう。一気に返してしまえば、手数料が掛からない。

元金定額方式を利用

また、リボ払いを使う際には元金定額方式の利用を強く推奨する。

「支払いが全然終わらない」の項目でも話したが、「元利定額方式」と「残高スライド方式」は返済期間が長期化する仕組みになっているので、使わないことをお勧めする。

リボ払いの返済中はリボを使わない

リボ払いの返済中はリボ払いを使わないようにするべき。元金が低いうちは手数料も少なく、それによってまだ使えると勘違いしてそのまま元金が膨れ上がると言うことが多くなるからだ。

借金を返してる途中に借金をしていては、いつまでも返済は終わらない。

リボを使いこなすのは難しい

たまに「リボ払いは使いこなせればそんなに怖いものではないよ」と言う人がいる。

実際に、支払う金額を調整したり「一括返済」や「繰り越し返済」などをうまく使えば分割払いよりも金利を抑えることができたりするし、キャンペーンや還元率も集客のために優遇されている場合が多い。

しかし、そのためにはリボ払いの仕組みについてしっかりと理解しないといけないし、利息や自分の支出の管理もしっかりしないといけない。

確かに、仕組みを知った上でしっかり管理できるのであれば巷で言われてるほど怖いものではないが、残念ながらそこまで勤勉になれる人は少ない

最初からリスクを避けてしまった方が得策だと僕は思う。

リボは最終手段

僕はリボ払いを使うことをオススメしない。基本的には一括払いにして、どうしてもと言うときは分割払いを使った方がいい。

もしどうしてもリボ払いを使う時は、しっかりと仕組みを理解した上で計画的に利用するようにしてほしい。でないと、多額の手数料を払うことになってしまう。

動画で解説

【体験特化】JCBカードSを検討してみる【還元率は微妙】

12月5日、JCBは新たにJCBカード Sをリリースしたことを発表した。このカードは今までのJCB一般カードに変わる、JCBカードの新たなスタンダードとなるカードだ。

年会費無料になっていたり特典が色々ついていたりと、旧一般カードからさまざまな変更が加えられているが、果たしてわざわざ申し込む必要はあるのか。

というわけでかなり話題に乗り遅れた感はあるが、このJCBカード Sはオススメなのか否かを独断と偏見で書いていこうと思う。

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【前置き】筆者はJCBカードがそんなに好きではない

先に前置きとして書いておきたいと思うのだが、筆者はJCBカードがそんなに好きではない。

いや、JCBカードがというより、JCBカードを利用して貯まるOki Dokiポイントが好きではない。なぜなら、ポイントの使い勝手が悪いから。

私はめんどくさがりな人間なので、ポイントを色々転がして最終的に高還元というのはだるいと思ってしまうのだ。なるべくシンプルに使えてそこそこ高還元というのが理想。

その点でOki Dokiポイントは、高還元を達成するために少し工夫が必要で私の感性からすると微妙だと思ってしまう。その巻き添えでJCBカードにもあまり好印象を抱いていないのだ。

そういった人間がこの記事を書いていると先に言い訳しておく。だから否定的な内容でも怒らないでね

JCBカード Sの基本性能

出典(https://www.jcb.co.jp/promotion/ordercard/os_card_s/

では最初に、このJCBカード Sの基本性能について紹介していく。

特徴 グルメ、レジャー、エンタメなどの国内外20万カ所以上の施設やサービスを特別価格で使用できる「JCBカードS 優待クラブオフ」が付帯
還元率 0.5%〜5.0%
付与ポイント Oki Dokiポイント
年会費 永年無料
付帯サービス

・優待店での還元率が最大10%まで上昇

・券面を通常デザインのほか、バイオマスデザインも選択可能

・家族カード、ETCカードの年会費が無料

付帯保険

海外旅行保険 最高2000万円

ショッピング保険 海外10万円

国際ブランド JCB
その他  

旧一般カードから何が変わったの?

出典(https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/ippan2.html

JCBカード Sの基本的な情報は頭に入っただろうし、ここからは旧JCB一般カードと何が変わったのか、さらっと紹介していこう。

年会費が無料になった

JCB一般カードは年50万円以上決算という条件を満たさないと年会費が毎年1375円かかってしまうのに対して、JCBカード Sは条件なしで年会費が無料となっている。

年会費はクレカを作る際の判断材料になる要素なので、無料になることでJCB一般カードよりも作るハードルは確実に下がったと思う。

JCBカードS 優待クラブオフ」が付帯

これがおそらく一番大きな点ではないだろうか。JCBカード Sには優待クラブオフが付帯しており、国内外のさまざまなサービスで優待を受けることができる。

例えば、この記事を作った時点ではイオンシネマのチケットが通常1800円のところ1300円となるし、ホテルや飲食店、ジムなどでも優待を受けることが可能だ。

これは、クレカに体験を求めるユーザーには嬉しい特典だと思う。

海外の加盟店利用でのポイント2倍が無くなった

JCB一般カードは海外での加盟店での利用でポイントが2倍になる特典があったのだが、JCBカード Sには残念ながら付帯していない。

しかし、これは優待クラブオフがついたから代わりに無くなったのだろうし、個人的に優待クラブオフでその穴はうめられると思っているので、そこまで大きなデメリットだとは考えていない。

JCBカード Sは旧JCB一般カードのほぼ上位互換

見てもらったらわかるとおり、JCBカード Sは旧JCB一般カードの上位互換と言っても過言ではないカードとなっている。
JCB一般カードの作るハードルであった年会費がなくなり、カードのメリットも旧JCB一般カードより多くなった。

JCBカード Wと比べてどっちがいいのか

JCBカードには同じ年会費無料のJCBカード Wがあるが、それと比べるとJCBカード Sはどのようなメリットを持っているのか、比較してみよう。

還元率はJCBカード W

還元率に関してはJCBカード Wの方が優勢だ。JCBカード Wの基本還元率は最高1.0%なのに対してJCBカード Sの基本還元率は最高0.5%、普段使いという点ではJCBカード Wの方が優っている。

一応JCBカード SはJCBスターズメンバーズの対象なので、それを利用することで翌年度の還元率を上げることは可能だが、還元率をある程度上げるためには年100万は使わないといけないので、無条件でポイント2倍のJCBカード Wの方が使いやすいだろう。

スタバなどの特約店での還元率はJCBカード WとJCBカード Sでほとんど変わらないため、総合的に基本還元率に優れているJCBカード Wの方が還元という点では有利。

特典はJCBカード S

JCBカード Sには「JCBカードS 優待クラブオフ」が付帯しており、国内外のさまざまな店やサービスで特典を受け取ることができる。

一方、JCBカード Wには特にこれといった特典はない。また、JCBカード Sには付帯しているスマホ保険もJCBカード Wは対象外となっている。

クレカの付加価値という点ではJCBカード Sの方が優秀。

年齢制限はJCBカード S

年齢制限もJCBカード Sの方が優勢。

JCBカード Wは年齢制限が設けられており、40歳以上の人は残念ながら作ることができない。JCBカード Sは年齢制限はなく、誰でも作ることが可能だ。

お得のJCBカード Wと体験のJCBカード S

上記の比較ポイントをまとめると、JCBカード Wは還元率が優っており、JCBカード Sは特典の多さと年齢制限がかかっていない点で優っていることがわかった。

さて、この2枚のどちらを選べばいいのか決めようと思うが、正直これら2枚のカードは明確なメリットがバラバラなので、キッパリとこっちを選べと断言することはできない。

ポイントの多さを重視するのであればJCBカード Wを選び、よく遊びに行ったり家庭を持っているのであればJCBカード Sを選ぶといった感じで、自分のニーズに合ったカードを選んで欲しい。

個人的にはWよりSの方がオススメ

しかし、中には僕は選ぶならどっちなのか気になる人もいるかもしれない。そのため、個人的にJCBカード WとJCBカード Sのどっちを選ぶのがいいのか、僕の考えを紹介する。

結論から言うと、JCBカード Sを選んで他のカードで還元率の低さを補うのがベストなんじゃないかと思う。

と言うのもJCBカード Wは確かに還元率は高いけど、他にも基本還元率が高いカードは色々存在する。そしてJCBカード Wは還元率以外での要素を見ると特に特筆するべき特徴がないと言うのが実情なんだ。

そして、特約店での還元率もJCBカード WとJCBカード Sの差は0.5%しかない。だったら、JCBカード Sを選んで優待クラブオフを受け取りつつ、基本還元率の低さを他のカードを使って補う運用が1番いいと僕は思う。

以上が僕の意見。無論、特約店での還元率を重視するのであればJCBカード Wの方がいい。そこら辺は各自の判断にお任せします。

JCBカード Sの3つの欠点

ここまで語ってきたJCBカード Sにも弱点はあり、それが以下の3つ。

JCBカード Wとの2枚持ちができない

地味に痛い欠点として、JCBカード Sを持っている場合JCBカード Wを申し込むはできない

もしこれができれば、JCBカード Sの特典を隅々まで楽しみつつ還元率の低さをJCBカード Wでカバーすることができたのだが、無念。

対策として、JCBカード Sの方を申し込んで特典を受け取りつつ、他の還元率が高いカードを1枚持って普段使いはそっちを使うことになるだろうか。

相変わらずOki Dokiポイントは使いずらい

相変わらず。

知らない人のために解説するとOki Dokiポイントは何でもかんでも1ポイント=5円で使えるわけではなく、使い道によっては5円を下回ることがある。

例としては、ポイントをクレカの支払いにキャッシュバックしようとした場合1ポイント=3円になり、Amazonで使おうとしたら1ポイント=3.5円になる。

もし1ポイント=5円で使いたいのなら、JCBプレモにチャージ一択。それ以外に使うと還元率は0.5%を下回ってしまう。正直、もう少しOki Dokiポイントのレートをわかりやすくしてほしい。

しかし、JCBカードはWを除いて基本的に付帯特典を売りにしているので、ここら辺の指摘はナンセンスなのかもしれない。

JCB以外のブランドは選べない

JCBが発行している以上仕方ない点ではあるが、まぁまぁ痛い点でもある。

というのも、他のブランドは使えるけどJCBは使えないという店があるからなんだ。最近はJCBが使える店舗数は増えてきているが、やはりVisaに比べると少ないのが現実。

個人的にクレカはJCBカード1枚だけでなく、別のブランドのカードも1枚持った方がいいと思う。

体験を重視するのならアリ

ここまでの話をまとめると、JCBカード Sは体験を重視する人にはオススメのカードとなっている。家族や友達とよく出かけるのなら、年会費無料だし1枚申し込んでみてもいいだろう。

しかし、ポイントの還元率をクレカに求めているのであればJCBカード Sは最適のカードではない。スタバでよくクレカを使うのであれば選択肢に入ると思うが、それ以外の人は他のカードを選んだ方がいいと思う。

まぁ、持っていても年会費はかからないから一度お試しで申し込んでみてもいいだろう。しかし、JCBカード Sを持っている間JCBカード Wや上位のJCBカードを作れなくなってしまうので、そこは注意。

 

【タイパは悪い】アンケートモニターをやってみた感想

例のウイルスの影響で、誰しも一度は家でできるバイトを探してみたことがあると思う。すると、一回はアンケートモニターなるものが目に入るだろう。

アンケートモニター。名前からなんとなくやることはわかるだろうが、実際のところはどうなのだろうか。

今回はこのアンケートモニターに4年以上参加し続けている筆者が、実際にやってみて思ったことや感じたメリットデメリットを紹介していこうと思う。やってみようかなと思っているのなら、ぜひ参考にしてほしい。

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そもそもアンケートモニターとはなんなの?

アンケートモニターを簡単に言えば、アンケートに答えて報酬を得る仕事。超ざっくりとした説明だが、それ以上の言えることはない。本当にそれだけ。

基本的に送られてきたアンケートに答えるだけだから誰でもできるし、スマホやパソコンさえあれば時間や場所にとらわれずにいつでもやることができる。かなり融通がいい仕事となっている。

また、アンケートと言ってもよくあるチェックシート式のwebアンケートだけでなく

  • 実際に商品を体験してみて感想を送る「商品モニター」
  • 指定された会場に行って調査する「会場調査」
  • 指定されたテーマに対して複数の参加者で話し合う「座談会」
  • インタビュアーと直接話す「インタビュー」

など、さまざまな種類が存在している。ただ、残念ながらwebアンケート以外のアンケートは数が少ないため、なかなか参加することができない点は注意。

筆者が参加しているサイト

筆者は以下の6つのサイトに登録していた。(現在はキューモニター以外退会済み)

これらのサイトは、アンケートモニターについて調べたことがある人なら知っている有名どころ。初めはサイトの違いが全然わからなかったから、とりあえず有名どころを選ぶようにしていた。

メリットデメリット

アンケートモニターのことについてなんとなくわかってくれたと思うから、ここからは実際にやってみて思った、自分なりのアンケートモニターのメリットデメリットについて話していく。

【メリット】誰でもできる

アンケートモニターは基本的に誰でもできる。中学生とかでも参加することが可能だ。(ただし、一部サイトには年齢制限あり)

内容もただアンケートに答えるだけなので、特に難しいことはない。

バイトができない学生がお小遣いを増やすためにアンケートモニターは有用。

【メリット】どこでもできる

アンケートモニターはスマホなどのアンケートに答えれる機器さえがあれば、どこでも参加することができる。

休み時間や、暇な通勤途中にアンケートに答えてお小遣いゲットということも可能。

【デメリット】報酬が低い

 

アンケートの種類によってばらつきはあるが、基本的に報酬は安い。正直ほとんどが割に合わない。

基本的に1回のアンケートで稼げる金額は1〜5円程度。たまに100円越えのアンケートもあるが、答えるのに余裕で30分とかかる。時間に対しての報酬はかなり微妙。

会場調査やインタビューなどの一部の案件に関しては1回数千円だったりで結構おいしかったりするが、そのような高額案件は数が少ないし、あったとしても審査があってなかなか受けれない。

審査を突破するには通常のアンケートを多くかつ正確に答え、「信頼できる人」という評価を得ることが必要になる。そのために、報酬が劣悪な通常アンケートを答え続けるのか...と思ってしまうのが正直なところ。

筆者はアンケートモニターで稼げた最大金額が月3万ぐらいだが、高額案件を何個か受けて毎日何十個のアンケートを答えてこれなので、割りの合わなさがわかると思う。

まとまった金額を稼ぐためには複数のサイトに参加しないといけない

上記の通り報酬が低いため、一つのサイトでまとまった金額を稼ぐのはほぼ不可能。数千円稼げればかなり上出来だろう。

だから、アンケートモニターでまとまった金額を得ようとしたら、単価の低さを数の暴力で補っていくことになる。その数を確保するためには複数のサイトの登録が必要不可欠。

個人的に登録するサイトの数は2〜3サイトがちょうどいいと思う。それ以上登録しても多分答えきれない。筆者は当時無駄に時間が有り余っていたので6つ以上のサイトに登録していたが、答えきれない日の方が多かった。

ちなみにオススメはキューモニターとinfoQ。単価的にもアンケートの数的にもこの二つがオススメ。

【デメリット】アンケートの回答に時間がかかる

基本的にアンケートの回答には結構な時間がかかる。中にはすぐに回答が終了するアンケートもあるが、大抵そういうものは報酬が少ない。

自分の感覚としては報酬が少ないアンケートで大体4分前後、報酬数十円ぐらいのアンケートでは30分以上かかることもある。数千円を超えるアンケートに関しては基本的に何日にも跨ってする場合がほとんど。

時給換算したら数十円とかになったりするので、タイパを求めている人には向いていない。

【デメリット】個人情報を渡すことになる

あと、個人情報を渡すことになるのもデメリット。

基本的にアンケートに回答する際には生年月日や性別を入力しないといけないし、アンケートの種類によっては住所などの提供も求められることがある。

ほとんどのアンケートサイトは個人情報の取り扱いに関しては徹底していると明言しているし、会社の信頼のためにも管理は徹底してると推測ができるが、それでも不安だと思うのであればしない方がいいだろう。

融通性は高いがタイパは悪い

メリットとデメリットの文量の差からなんとなく察せると思うが、正直デメリットの方が多い。特に時間と報酬の釣り合いに対しての不満はでかい。

ただ、「誰でもできて求められるスキルもない」という性質上、報酬が低いのは仕方ないことでもある。「簡単かつ手軽で尚且つ報酬も多い」なんていう都合のいい仕事は存在しない。

どんな人にオススメか

ここまでネガキャンしてきたが、ここからはこれらのメリットデメリットを踏まえて誰にオススメできるかを考えていく。

①小遣いが欲しい学生

学生の悲しいお財布事情を少しでも潤わせるのにアンケートモニターは使えるのではないかと思う。

まあ正直、普通のバイトをした方が短い時間でもっと多くの金額を稼げるとは思うが、中には校則や部活の規則でバイトができない学生もいるだろう。そんな人はアンケートモニターを試してみて欲しい。

そうすれば、月に2、3回ぐらいは安い店に食事に行ける程度の金額は稼げる。

②ヒマな人

暇な人にもオススメできる。

デメリットの欄にも書いたが、アンケートに回答するのにどうしてもある程度時間がかかってしまう。それゆえ、多忙な人や多趣味な人はアンケートモニターの時間に打ち込む時間がないということが起こりうるが、やることのない暇人はそんな心配がなくなる。

そのほか、通勤などで暇な時間がある人もその時間を利用してアンケートに答えることができるだろう。

万人にはお勧めできない

上記の通り、アンケートモニターは万人にオススメできるものではない。ある程度人を選ぶ。

アンケートモニターはやるとしても、せいぜい小遣いの足しにする程度にして、他の仕事や趣味に時間を回して方が幸せになるだろう。

それを留意した上で、実施してほしい。

ちなみに、オススメのアンケートモニタは下から登録できるのでやってみたい人はぜひ。

infoQ

キューモニター

結局、三井住友「Olive」はお得なのか

三井住友グループから「Olive」が発表されて半年近くなる。

この「Olive」は現在大々的に宣伝されおり、おそらく多くの人が「Olive」という存在が目に入ったと思う。

そこで、半年という時間が経過した事だし、改めてこの「Olive」は優秀なのか否かについて語っていこうと思う。

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「Olive」の特徴

「Olive」の代表的な特徴についてさらっと紹介していく。

カード1つで3つのモードを使える

「Olive」は、1つのカードで「キャッシュカード」としての他に「ポイントカード」「デビットカード」「クレジットカード」としても使う事が可能。後者の3つの機能に関しては、三井住友銀行アプリ内にてどれを使うか選択する形となっている。

複数のサービスを1枚で完結できるというのは財布のかさばりを抑えられる一方、実はここにはちょっとした不便ポイントがある。

というのも、今どのモードにしているかアプリを見ないと確認できず、決済時になんのモードかわからないという事態が発生する事があるのだ。実際に私は1度やらかした。

だから、どれかメインモードを選んで、一度他のモードで支払った後自動でメインモードに戻る機能が欲しい。いちいち確認するのもめんどくさいので、私はもうクレジットモード以外使っていない。

「選べる4つの特典」から好きな特典を選べる

(出典「https://www.smbc.co.jp/kojin/olive-account/」)

「選べる4つの特典」から好きな特典を1つ選んで使う事ができる。(「Oliveプラチナプリファード」は2つ選ぶ事が可能)

ラインナップは「給与・年金受け取りで200pt」「コンビニATM手数料1回無料」「対象店舗での還元率+1%」「口座に1万円以上の残高で100pt」となっており、特典の内容はどれも優秀。

どの特典を選ぶかに関しては、以下の表を参考にしてほしい。ちなみに私は対象店での利用額が多くないので、「給与・年金受け取りで200pt」を利用している。

特典名
オススメできる人
給与・年金受け取りで200pt 対象店舗での利用額が少なく、三井住友銀行を給与受取口座にできる人
コンビニATM手数料1回無料 コンビニATMをよく使う人
対象店舗での還元率+1% 対象店舗での決済額が多い人(月2万円以上なら最もお得)
口座に1万円以上の残高で100pt 対象店舗での利用額が少なく、上記のどれにも当てはまらない人

無制限かつ手数料無料で毎月定額自動送金が利用可能

「Olive」アカウントを持っている場合、定額自動送金機能を手数料無料で使うことができる。定期的な支払いを1度設定するだけで勝手にやってくれるのは、結構ありがたい。

更に、この手数料無料というのは他銀行への振り込みにも適用される。通常であれば数百円の振り込み手数料が取られるのが無料。家賃等を毎回振り込んでる人にとってはかなり嬉しい機能となるだろう。筆者はこの機能で貯蓄用銀行への送金を行なっている。

正直、この機能に関してはいずれ改悪が来ると思うから、使えるうちにとことん使ってしまいたい。

飲食店やコンビニなどの特定の店舗で最大20%還元

出典「https://www.smbc-card.com/nyukai/pop/proper_p5.jsp

たぶんこれが「Olive」最大の魅力。「Olive」は対象のコンビニや飲食店でのスマホ決済でポイント最大20%還元となっている。これは数多あるクレジットカードの中でも、かなり高い還元率と言える。

ただし、あくまで「最大」20%還元。この20%還元を受け取るためには以下の条件を満たさなくてはいけない。

  1. 対象店でスマホのタッチ決済利用「+6.5%」(カードでタッチ決済の場合は「+4.5%」)
  2. 家族ポイント「最大+5%」
  3. Vポイントアッププログラムの条件達成で「最大+8%」

1の対象店でのタッチ決済に関してはおそらく誰でも達成可能。

2の家族ポイントは「2親等以内の家族がOliveなどの三井住友カードを使っていると1人ごとに還元率+1%」という仕様になっている。どれだけ家族が協力してくれるかによって、家族ポイントの還元率は変化することになる。

3のVポイントアッププログラムは内容は以下の通り。

対象サービス
条件
還元率
選べる特典 Oliveの選べる特典で「Vポイントアッププログラム」を選択 +1%
アプリログイン Oliveアカウントを開設して、三井住友銀行アプリかVpasssアプリに月1回以上ログイン +1%
住宅ローン Oliveアカウントを開設して、住宅ローンを契約 +1%
SBI証券 特定の取引行い、一定額の資産を保有する 最大+2%
SMBCモビット Oliveアカウントを開設してSMBCモビットを契約し、 Oliveアカウントを支払い方法に登録して利用 最大+1%
住友生命 「Vitalityスマート for Vポイント」に加入のうえ、Vitality健康プログラムを実施。ステータスに応じて還元率が上昇。 最大+2%

これらの条件を達成していけば対象店での還元率が上昇するのだが、どうだろうか。正直「選べる特典」と「アプリログイン」以外は達成するのが難しいと思っている。数%の還元率のためにわざわざローンを組んだりする人もいないだろう。

というわけで、おそらく多くの人が還元率8%〜11%で落ち着くことになると思う。

「Olive」のクレジットはお得なのか

これが皆さんが一番気になる点ではないのだろうか。

確かに、「Olive」の対象店舗での還元率は目を見張るものがある。還元率7%超えはなかなかお目にかかれるものではない。

ただ、これはあくまで対象店舗での話。他の場面では「Olive」はただの還元率0.5%の一般的なカードになってしまう。それらの店をあまり使わない人にとっては、たいしてメリットがないのではないか。

そこで今回は、月のクレカでの決済額が10万円だと仮定して、「Olive」と還元率1%のクレカ、どちらがお得になるのかを検証していく。

どれだけ対象店舗で決済すればお得になる?

10万円のうち、非対象店での金額と対象店での金額を変更していった結果が以下の表の通りとなる。ちなみに、【】の中はその金額時のOliveの実質還元率となっている。

   還元率1%のクレカ 三井住友Olive(8%) 三井住友Olive(18%)
対象外10万円/対象店0円 1000 500【0.5%】 500【0.5%】
対象外9万8000円/対象店2000円 1000 650【0.65%】 850【0.85%】
対象外9万6000円/対象店4000円 1000 800【0.8%】 1200【1.2%】
対象外9万4000円/対象店6000円 1000 950【0.95%】 1550【1.55%】
対象外9万2000円/対象店8000円 1000 1100【1.1%】 1900【1.9%】
対象外9万円/対象店1万円 1000 1250【1.25%】 2250【2.25%】

上記の表から、仮に対象店での還元率を8%とした場合、クレカ使用額全体の約7%以上を対象店で決済することで還元率1%を超えることがわかった。

無論、Vポイントアッププログラムの利用状況によっては、もっと早くに還元率1%越えを達成する。

メインカードとしてはややキツいかも

さて、この結果からの個人的な意見なのだが、お得という観点からするとメインカードとしてOliveを使うのはあまりお勧めできないのかなと思ってしまう。

というのも、Oliveをお得に使えるかどうかは、どうしても対象店舗をどれだけ使えるかによってかなり左右されてしまう。当たり前の話だが、対象店舗を全く使わない人からしてみたら全く旨味はない。

だったら、他の基本還元率が高いカードを使った方が結果としてお得になる。

また、対象店舗をある程度使うという人でもメインカード利用には向かないと思っている。

メインカードとしてOliveを使うと対象店舗以外での決済が増える事になる。そうなると、対象店は使ってたけどそれ以外での決算が多くなって結果としてお得に使えなかったという事が起きてしまう可能性があるのだ。

だから、Oliveの一般カードに関しては「メインカードに基本還元率が高いカードを用意して、サブとしてOliveを使う」というのが一番お得に使える使い道になると思う。

ゴールドカードはメインカードとしても優秀

ただ、ゴールドカードに関しては話が別。

というのも、Oliveのゴールドに関しては一般カードと違い「年100万円以上の利用で1万ポイントを付与」という特典がある

もし仮に年の決済額が100万円の場合、獲得ポイントは「基本ポイント5000+特典ポイント10000」の合計15000ポイントとなり、実質的な還元率が1.5%となるのだ。100万を超えると還元率が1.5%から徐々に下がっていくというデメリットはあるが、それでもこれはかなりお得。

それに加えて年間100万以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料となる特典もあるため、100万円を越えれるなら利用額にとらわれる心配がない。

年100万円以上の条件を達成できるなら、メインカードとしての利用も十分選択肢に入る優秀なカードとなっている。

結論

「Olive」はクレカとしてはあまり汎用性が高いカードではない。コンビニ等の対象店を全く使わない人に関しては他の基本還元率が1%のカードより劣るし、ゴールドカードに関してもクレカを100万以上利用しない人にとっては対してメリットがない。

だが逆に、「対象店をよく使う」「ゴールドカードで100万以上使う」これらの条件を満たせるなら「Olive」は他のカードと比較しても優秀なカードに化ける。人によって「Olive」のクレカとしての評価はかなり変わってくるだろう。

ただ、個人的に銀行口座としては結構優秀。毎月自動で送金してくれる機能と、口座にお金を入れとくだけでポイントを得られる「選べる特典」が私の需要にぴたっとハマっている。

単純に口座としても優秀なので、クレカとして使う気がないという人でも申し込む価値はあると思う。気になったのなら是非。

気づいたらポイントが溜まっている5つのこと

今回の記事では、あまりポイントに興味がない人向けにストレス無くポイントが貯まる方法を紹介していく。

現在、何もポイントを貯めていないという人や興味がないという人に有用な記事となっているので、ぜひ目を通してほしい。

現在プラアルはYouTubeTwitterInstagramでも活動しています。良ければそちらもどうぞ。

理想は「気づいたら溜まっている」

実は現在の私はそこまでがっつりとしたポイ活ユーザーではない。一時期はとにかくポイントを貯めまくっていたポイ活勢ではあったのだが、なんだか気疲れしてしまって以降は若干ポイ活に距離を置いている。

なんで気疲れしてしまったのかに関してだが、私の考えではポイントを貯めることにリソースを注ぎすぎたことが原因だと思っている。最初はなんとなくで始めたポイ活だが、そのうち趣味となり、結果として義務となってしまっていた。

ソシャゲや仕事でも起こり得る現象だが、義務でやらなくてはいけないと思い始めた瞬間苦痛になる。私はポイ活でその現象が発生し、何事もストレスが溜まらないように立ちまわることの重要性を再確認した。

だから、今回の記事ではそういった事態にならないために「気づいたらポイントが溜まっている」をコンセプトとして、なるべくストレスが溜まらない方法に絞って紹介していく。

これらを実施してくれれば、たいして労力をかけずにある程度のポイントを獲得できるので、気が向いたらぜひ普段の生活に取り入れてほしい。

今回はストレス無くできる方法に絞って紹介

今回のコンセプトは「気づいたらポイントが溜まっている」となっているので、ある程度の労力がかかるものは除外している

無論、労力をかければその分もらえるポイント量が増えはするのだが、ポイントにあまり興味がない人からすればそこまで突き詰めるのは少々きついし、場合によってはストレスになる可能性がある。

だから今回の記事では、ポイントにあまり興味がない人向けにそこまで労力をかけなくてもある程度のポイントが得られる方法に絞って紹介している。がっつりポイントを貯めたいと思っている人にとっては物足りない内容になってしまうと思うが、そういうものだとご容赦願いたい。

ポイントを貯めるためにやってほしいこと

キャッシュレス化

是非やってほしい。これだけで数%可処分所得が変わる。

もし仮に還元率が1%の決済サービスで100万円の支払いをしたとすれば、それだけで1万ポイントを獲得することができる。たかが1万と思うかもしれないがされど1万。積み重なれば無視できない量になる。

ただ、中には「キャッシュレスにすることで使いすぎてしまうのではないか」と心配の人もいると思うが、そういった人でも安心してほしい。現在は使いすぎ防止機能がついている決済サービスがあるので、それらの機能がついているサービスを使えば使いすぎのリスクを抑えることができる。

もしそれでも、キャッシュレス化することによって使いすぎてしまう不安をどうしても拭えないのなら、デビットカードを活用したり事前チャージ型の決済サービスを試してほしい。これらであれば、あらかじめ決まった金額しか使えないので浪費を無理やり抑えることができる。

固定費の支払い方法を変更

もし、貴方が固定費の支払いを現金や銀行引き落としで行っているのなら、ぜひクレカ払いに変更してほしい。そうすれば、固定費の支払いをする毎にポイントを貯めてしまうことができる。

水道光熱費や税金などの固定費は、どうあがこうが発生してしまう忌々しい出費。どうしても避けることができないのであれば、クレカで支払う事によって少しでも還元を受けてしまおう。

ただし、一つ注意してほしいことがあって、それがクレカで支払うことが最適解になるとは限らないということ。例えば、税金の支払いにクレカを使用すると別途手数料がかかってしまい、カードの還元率によっては逆にマイナスになってしまうことがある。また、水道光熱費に関しても、会社によっては口座振替をする事によって割引を受けられるケースがある。

支払いに使用するカードと、使用している会社の割引等の情報を考慮して実施してみてほしい。

銀行口座

銀行口座の中には、給料や年金を受け取ったり一定金額以上を口座に入れとくだけでポイントがもらえるものがある。これらのサービスをうまく活用していけば、ただお金を受け取る・入れとくだけでポイントを貯めることができてしまう。

個人的には三井住友銀行のOliveがオススメ。Oliveは、年金給与の受け取りで200ポイント、1万円以上を口座に入れとくだけで100ポイントを獲得することができてしまう。さらに貯まるVポイントも現金感覚で利用できるから使い道が広い。

何も意識せずとも気づいたらポイントが溜まっていくため、ぜひ活用したい。

まとめ買いを意識

普段の買い物の際に、キャンペーンの時に必要なもの・ほしい物をまとめ買いをするということを意識してみてほしい。

例えば、もし普段の買い物にイオンをよく使うとして、イオンでは毎月5の付く日にポイント2倍キャンペーンをやっているので、この時に買い物をしてしまえば普段の倍お得に買い物をしてしまうことができる。

キャンペーンを利用する事でなかなかの量のポイントを獲得できるので、時間的にどうしてもという場合を除いてできる限り意識してみてほしい。

ネットショッピングはポイントサイトを経由

一部のネットショップは、ポイントサイトを経由するとそれだけでポイントを獲得することができてしまう。

例を挙げると、モッピーというサイトではモッピーを経由することで楽天市場やYahooショップでの購入金額の1%分のポイントをもらうことができる。他にも、Qoo10やau Payマーケットなどでも購入金額1%以上のポイントを受け取ることが可能。

1%以上の還元をただサイトを経由するだけで受け取ることができる。若干手間に感じるかもしれないが、やる価値はあると思う。

どのポイントを貯めればいいのか

たまにポイントを貯める際にどのポイントを貯めればいいのか悩む人がいるのだが、私の結論としては貯めるポイントはなんでもいいと思っている。

なぜなら、そもそもポイントを貯める事それ自体が既に偉い事だからだ。貯めてみようかなと思ったら貯め始めればいい。

ただ、それでも管理がめんどいとかで貯めるポイントを吟味したいのなら、個人的には使える店の多さで選べばいいと思う。例えば、楽天ポイントは多くの店で使えるし、VポイントはVISAが使える店ならどこでも使うことができ汎用性が高い。

ただ、貯め始めるだけで偉いのだから、そんな貯めるポイントの種類とか数とかは吟味しなくていい。

ポイントを貯めてみよう

いかがだっただろうか。ここまでに紹介したことを実施してくれれば、ほとんどストレスを溜めずにポイントを貯めることができる。

特に上3つの方法に関しては、一度設定してしまえばあとは自動的に貯まっていくのでぜひ取り入れてほしい。

ただ、その結果ストレスが溜まってしまっては逆に生活の質が落ちる事になるので、ご利用は計画的に。何事も気楽にが一番だ。