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ANA Pay どんな人にオススメなのか?

ANA Pay って知ってる?

昨今は、さまざまなスマホ決済が存在している。各々の企業が独自の決済サービスを展開しており、私たち消費者は決済手段のあまりの数の多さに圧倒されるほどに多様化しているのだ。

さて、そんな数多あるスマホ決済の中でANAマイルを貯めることができる決済サービスがあるのを知っているだろうか?

それがそう、ANA Pay というサービスである。

ANA Payというのは、全日本空輸(ANA)が提供する「ANAマイレージ」というアプリ内にて展開されている決済サービスのことで、使うと金額に応じてマイルを貯めることができる。

今回はそんなANA Pay について書いていく。

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リニューアルされて使いやすくなったANA Pay

実は、ANA Pay は2020年から提供されていたサービスなんだ。当時のANA PayはPay Payなどと同じようなバーコード方式の決済方法で、あらかじめクレカなどからチャージしといた金額で買い物ができるというサービスだった。

しかし、当時は使える店が少なかったり、チャージに使えるクレカのブランドが限定されていたりで、正直使い勝手はよくなかった。

現在は、バーコード型の決算方法だけでなく、「Visaのタッチ決済」や「iD」といったタッチ決済も使用可能に。また、チャージできるカードのブランドも増加し、ANAマイルを1マイル=1円で支払いに使える機能も実装された

これにより、使えるお店が格段に増えて「この店ではANA Payが使えない...」といった事態がほとんどなくなり、さらに貯めているマイルを普段の買い物に使うことができるようになって、利便性が大きく向上している。

使うとANAマイルがたまる

このANA Payは、利用すると決済額に応じてANAマイルを貯めることができる。

200円ごとに1マイルということで、基本還元率は0.5%ほど。これはPayPayなどの主要なバーコード決済と同じ還元率ということで、可もなく不可も無くといった感じ。

ただ、マイルは特定航空券に交換すれば1マイル2~3円相当になるので、特定航空券にしか使用しないのであれば実質的な還元率は0.5%を上回ることになる。(しかし、後述するがこれはかなり茨の道)

また、チャージの際にANA カードを使用すれば、1000円ごとにマイルを獲得することができるANA カードがあるのなら還元率は0.6%~1.6%まで向上するため、所持しているのなら是非活用したい。

ANA Payの注意点

ここまでANA Payについて説明してきたが、使用の際に注意してほしい点がいくつかある。

細かい買い物では端数に注意

ANA Payは200円ごとに1マイルをもらうことができるが、これは月の合計とかではなく1回の会計ごととなっている。そのため、1~199円の端数が生じた場合は、マイル付与の計算に使われずに切り捨てとなってしまう。

そのため、例えばコンビニでちょっとした買い物をして、その際にANA Payを使用した場合思ったよりもマイルが貰えないといった事態に陥ってしまう可能性がある。

細かい買い物にANA Payを使いたいというときは、会計の合計額に気をつけてほしい。

ANA Payだけで特定航空券を交換するのは相当難しい

前述した通り、マイルの最も価値のある使い道は特定航空券に交換することだ。

しかし、特定航空券は最低でも5000マイルはないと交換することができないので、これだけのマイルをANA Payだけで貯めようとするのはかなり至難の道。単純計算で100万以上の利用が必要となる。

「普段の買い物にANA Payを利用して、溜まったマイルで年に1回旅行しよう」というのは、難しいと思ってもらったほうがいいだろう。

ANAカードを直接使ったほうがいい場面がある

実は、ANA Payを使うよりも普通にANAカードを使って買い物をしたほうがお得になる場面がある。

とは言うものの、ANAカードには「ANAカードマイルプラス」と言う、特定の店でANAカードを使うと還元率が0.5%以上増加する特典が付帯している。特典の対象店に関しては、ANA Payを使うよりもANAカードを使うほうが多くのマイルを貰えてしまうのだ。

また、ANAカードは月毎の合計金額に応じてマイルが付与されるので、端数による損が起こる心配がない。

特典対象店をよく使う人、細かい買い物をよくする人はANAカードをそのまま使ったほうがお得になることがあるので注意しよう。

誰におすすめできるのか

さて、ここまで色々と書いてきてまず最初に言っておきたいのは、正直、ANAカードを既に所持している方に関してはわざわざANA Payを使わなくてもいいと思う。

特典の対象店舗に関してはANAカードのほうがお得になるし、そもそも端数によってはANAカードの還元率すら下回ることがある。わざわざANA Payで支払うよりもいいのではないかと思う。

では、ANA Payは誰におすすめできるのか。私はマイルをなんとなく貯めたいと言う人やマイルを余らせている人にはオススメできると思っている。

ANA Payは、アプリをダウンロードして設定を済ましてしまえば誰でも使用することができる。これからマイルを貯めてみようかなと思っている人でも気軽に始められるのは利点。また、ANAカードは年会費が発生するカードなので、それが億劫に感じる人にとってもいい選択肢となり得る。

そして、上ではマイルの最も価値のある使い道は特定航空券に交換することだと書いたが、実はこれは飛行機を年数回程度しか利用しない人にとってはなかなかハードルが高い。コツコツ貯めてみたが思ったよりマイルがたまらず、3年の有効期限が迫って仕方ないから交換率が低い他社ポイントに変えると言うことが起きてしまう。

なので、年に数回程度しか旅行をせず、特定航空券に交換できるほどのマイルが貯められない人にとっては、使い道がないマイルを1マイル=1円で普段の買い物に使えるANA Payはまさに救世主となりえるだろう。

悪くはない決算手段ではある

ここまで色々と書いてきたが、ANA Payは決して悪い決済手段ではない。

特に、マイルをなんとなく貯めたいと思っているライトユーザーやマイルの使い道に困っている人にとっては最善手となり得る決済手段となっている。

もし、自分の使用用途と会っていると感じたのなら、ぜひANA Payを利用してみてほしい。

 

ANA Pay 公式サイト